教師に憧れて塾講師になった私の考える塾と家庭教師の違い

私は24歳の社会人2年目の女性です。

私は中学生の時に静岡 家庭教師派遣会社にお願いして、成績が一気に上がった経験があります。

その時の担当してくれた大学生の方はとてもいい人で、その人へのあこがれから教育の仕事に興味を持つようになりました。
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大学生の時に、求人誌に塾講師の募集と家庭教師の募集をみつけたので両方でアルバイトをするようになりました。
私は中学生に英語と数学を教えていました。

1年生から3年生まですべてのクラスを持っていたのですが、それぞれクラスの雰囲気がちがく、とても楽しみながら授業を行うことができました。

人に何かを教えるということはとても責任のあることで緊張もしますが、とてもいい経験になったと思っています。

集団塾と個別指導塾での仕事の違い

まず、教え方に大きな違いがあります。
集団塾では複数の生徒に対して授業を行うため、授業のレベルは一般的なレベル、つまりクラスで平均的な成績の生徒のレベルに合わせる必要があります。
一方で個別指導塾だと、一人一人のレベルに合わせて教える必要があるので、そろえる教材や教える内容なども個別に用意する必要があります。

また、集団塾だと授業以外でも生徒の質問を受け付けたり、採点の作業があったりなど、空き時間にも多くの仕事を抱えています。

それに対して、個別指導塾だと基本的には各生徒に設けられた時間内で質疑応答にも対応することができるので、残業などは少なくなる傾向にあります。
しかし、個別指指導塾だと、授業自体の時間が延長する場合もあります。

教える側からみる仕事内容の違い

まず、一番の違いはどこで教えるか、です。
家庭教師はそれぞれの自宅まで行かなければいけないので、その手間が発生します。
ですが、家庭によっては両親が送り迎えをしてくれたりする場合もあります。

また、家庭教師は生徒の都合のいい時間に授業を設定することができます。
ですので、どの生徒を持つかを決める際に通勤しやすいところや、授業時間が自分にとっても便利な時間など、融通を聞かせることができます。

一方で塾だと、教える場所も時間も固定なので、あまり融通をきかせることができません。
また、急なキャンセルなどもできないので、スケジュール管理には気を使う必要があります。

さらに、一般的に成績が平均より低い生徒が塾よりも家庭教師を選ぶ傾向があるので、授業の内容のレベルも違ってきます。

また小学生から高校生まで幅広い年齢を教えることもあります。
中学受験を目指す小学生などは、使える公式が違うので意外と教えるのは難しいです。

塾の仕事が向いている人とは?

塾の仕事が向いている人は、人前で話すことが好きな人です。
塾ですと、10人以上の生徒を目の前に1時間の授業をする必要があるので、それに対して緊張せず、楽しめる人が良いでしょう。

また、授業も聞き取りやすい、かつ生徒が理解しやすいようにする必要があるので、明るく声がはきはきしている人、物事を整理して話せる人などが向いています。
そして何より、子供たちが親近感を持ちやすい存在であることが重要です。

次に、塾での指導は、多くの生徒に対して向けられるので自分自身もしっかりと授業に対して準備をして臨む必要があります。
授業内容の予習や、リハーサルなど勤務外での準備が非常に重要です。
ですので、しっかりと責任をもって、いい授業を展開できるように努力ができる真面目な人が塾の仕事には向いています。

家庭教師の仕事が向いている人とは

家庭教師の仕事が向いている人は、責任感のある人です。
基本的に家庭教師は一人の生徒に対して、一人にのみです。

ですので、その生徒の成績が上がるかどうか、受験に合格できるかどうかはその家庭教師にかかっているといえます。
ですので、そういう点を踏まえ、責任をもって毎回勉強を教えることができる人が向いています。
また、個別に問題集を用意したり、勉強方法のアドバイスをしたりなど、一対一だからこそ生徒のことをよく見て、いろいろな気遣いができるような気の利く人が家庭教師には向いています。

さらに家庭教師は、密室で生徒と二人で過ごす時間がとても長いです。
ですので、生徒とも仲良くなれるような、明るくてコミュニケーション能力の高い人が良いでしょう。