現役大学生に聞く!受験校はこう選んだ!

大学では『古事記』を中心に上代文学について研究しており、就職活動のかたわらゼミの活動に打ち込んでいるというおりさん。
大学受験の志望校決定のお話を伺いました。

現在は個別指導塾で中学生、高校生に英語や国語、数学を教えながら受験の経験をつたえているそうです。

私立はセンター利用に

当初は千葉大学に進学しようと考えていたのですが、担任の先生との面談で「学力的にもっと上を目指せるのではないかと」言われたことをきっかけに、高校三年の夏にお茶の水女子大学に志望を変更しました。
志望校の決定は早い方ではなかったですが、高校の先生方がサポートしてくれるので、あまり不安はありませんでした。

お茶の水女子大学を見学に行った際、図書館に卒業生の卒論の題目が掲示されており、日本神話とギリシャ神話をの比較したものや民間伝承を取り扱ったものなど、私の興味にぴったり合致するものが多かったのがとても印象的でした。

「この大学なら、自分の興味があることを研究できるんだ」と思ったので、お茶の水女子大学の受験を決めました。

私立はセンター利用に

志望校の決定が遅かったこともあり、10月の模試までD判定だったことは非常に不安でした。
なかなか成績があがらず悩んだこともありましたが、「勉強をすること」自体を目標にするのではなく「昨日解けなかった問題を今日は解けるようにする」ことを意識し、日々一歩一歩努力しました。

また、私立対策と国立二次対策は内容が大きく違うので両立が難しかったです。
私は国立大学が第一志望だったので、私立対策にはあまり時間をかけなくて済むよう、センター利用の入試を活用し、おさえの私立の合格を勝ち取っておくことによって、安心して国立大学の二次試験の勉強に打ち込むことができました。

工夫したこととしては、すべての教科の勉強を一冊のノートにすることによって荷物を減らし、使い切ったノートの冊数で「自分がどれだけ頑張ったか」を可視化したことが挙げられると思います。

お父さんがとても喜んでくれた

第一志望であるお茶の水女子大学に、前期一般入試で合格することができました。
高校入試の時は自分の実力であればほぼ確実に合格できるような学校を受験していたのに対し、大学入試は学力的に実力より少し上の大学に挑戦していたので、合格した時の喜びもひとしおでした。

合格発表は家族で見に行ったのですが、私以上にお父さんが喜んでくれたのがとても印象的でした。

受験生へメッセージ

受験勉強は苦しいこともありますが、ちゃんと勉強していれば後退するということは決してありません。
辛い時も勉強をやめないことが一番大事です。

日々頑張っている自分を褒めながら、たまに自分にご褒美をあげながら、諦めずに頑張ってください。
息抜きも必要です。
自分のモチベーションをあげてあげてください。
努力はきっと実を結びます!頑張ってください!!【ニックネーム】おりさん

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