大学受験体験談

製薬会社に勤める会社員の方に受験のエピソードを聞きました。

かつて、ニュージーランドに一年ほど滞在していらっしゃって、そこで、集中的に英会話の勉強してらっしゃったそうです。
TOEICでは700点近くの点数をとれるようになったそうです。。

付属高校から志望校を決定

受験した学校

明治大学、法政大学、日本大学、東海大学、獨協大学

日本大学の付属高校に通っていながら、テストで良い点数が取れずに浪人が決定しました。
両親にかなり怒られて、そのくやしさから、または附属高校からの大学受験は他校の生徒よりも優遇されるため、受けることにしました。

明治大学、法政大学に関しては、どうせ大学受験するならば、六大学を受けてみようと思いました。
なぜならば、就職に有利ですし、一浪して日本大学よりも偏差値が上の大学に合格すれば、一浪した意味があったと思えたからです。
ただし、正直レベルが高くて合格するとは思いませんでした。

そこで、日本大学と同等クラスだと思われる東海大学や、上記と比較して合格しやすいまたは、倍率があまり高くないと思われた獨協大学を滑り止めで受けることに決めました。

集中力が切れたときは気分転換をした

最初はやる気になっていても徐々にモチベーションが下がってくるのが目に見えて分かった点で、そこからまたやる気を出して取り組むのに苦労しました。

特に、分からないことが出てくると、そこで足踏みしてしまってなかなか切り替えることが出来ませんでした。
授業はどんどん進みますし、置いてかれた気がして、本当に気が滅入りました。

また、勉強して休憩するというメリハリがうまく出来ず、やる気になった時はとことんやる感じで、疲労がたまってついには何もかも嫌になりました。

結局、そういう状態の時はどうしようもないので、映画を見たり、音楽を聞いたり、時間がかかっても良いので気分を上げてから再度勉強し直しました。

他には、古文が全く分からず、半分捨てにかかりました。

なんとか志望校に合格

やはりというか、六大学である明治大学、法政大学は落ちました。
受験する前から無理だと思っていたのでショックはありませんでした。

なんと、東海大学や、獨協大学も不合格で正直あせりました。
なにせ、獨協大学に関しては受かるものだと決めつけていたので、二浪を覚悟しました。

日本大学は、経済学部が落ちて、法律学部になんとか合格することが出来ました。
経済学部よりも法律学部を希望していたので、安堵と共にようやく苦労が報われた気がしました。

受験で役に立ったことは社会に出てからも役に立つ

受験で学んだ数式や年号などは、社会人となって雑学程度で直接役には立ちません。

ただし、受験を通して頑張ったことや、工夫したことは必ず役に立ちます。

もしここで手を抜いたら、社会人になっても手を抜く癖が付いて後々必ず苦労します。

結果は置いといて、試行錯誤しながらも一生懸命取り組んで下さい。
大学受験でなかったとしても、必ず報われる日が来ますから。